コーティングフライパンを使っていると、
まだ全然使ってないのにコーティングが剥げた!
●●万回クリアって言ってたのに!
っとなんだか裏切られたような気がすること
よくあることだと思います。
そうです。
耐摩耗試験●●万回クリア!=コーティングの寿命
ではありません。
じゃあどうやってフライパンを見分ければいいの?
という方に、コーティングフライパンの選び方の
ポイントをお教えします。
最後にウディ子のイチオシしている
おすすめのフライパンをご紹介します。
その前に、耐摩耗試験ってどんなのか知ってますか?
摩耗と一言にいっても、
ひっかき摩耗・ざらつき摩耗・滑り(スラスト)摩耗など
いろいろ種類があるのですが、コーティングフライパンで
一般的にテストされるのは滑り摩耗です。
金属ターナーをコーティング部に
滑らせながら動かして実験します。
こんな感じで。
参照:一般財団法人 日本文化用品安全試験所
わたしも初めて耐摩耗テストの動画を見た時は、
えっ・・・さすってるだけじゃん・・・・
ってなりました;
それ以来わたしは、
「耐摩耗試験●●回クリア!」は全くアテにしてません。
選ぶ基準から外しています。
とはいえ、この実験はきちんとしたJIS規格に沿った、
コーティングの耐久度をはかる紛れもないものですので、
実験自体を否定しているわけではありません;フォロー(汗
コーティングの劣化や剥がれる多くの要因は
「火加減」と「ピンホール」です。
そこを意識して選んだ方がいいでしょう。
(関連記事:フライパンのコーティングを長持ちさせる5つのコツ)
そこで、選ぶポイントで重要となってくるのが、
底の厚さになってきます。
コーティングを長持ちさせたいなら、底厚をえらべ!
フライパンの一般的な底板の厚さは
「1〜2mm」程度です。
ではなぜ、
底板が厚いとコーティングが長持ちするのでしょう?
それは、底板が厚いほうが、熱ムラが少なく熱が均一に広がるからです。
「局所的に高温にならない」というのがポイントです。
底板が薄いと、火が直接当たるところだけ集中的に高温になってしまい、
周りとの急激な温度差による金属の膨張・収縮により、
コーティングにも負担がかかり劣化につながります。
ウディ子のイチオシ!
底厚フライパン「ruhru(ルール)」
そこでウディ子がおすすめするのが
「ruhru(ルール)」というドイツ発のフライパン。
他に比べて優秀なのは、
なんといっても底面が分厚い事。
一般的な厚さが2〜3mm程度なのに比べて、
ルールはなんと「8mm」もあるんです!
これだけ厚いと熱ムラができにくく、
一カ所に集中して高温になることがないため、
コーティングにも負担が少なくて長持ちしそうです。
さらに、フッ素樹脂フライパンで話題になっている
PFOA、PFOSを使わない安心・安全なフライパンなんです。
(関連記事:知らないと怖い!?テフロン・フッ素加工フライパンの正しい選び方)
ドイツや日本の厳格な検査をパスされていて10年保証。
焦げ付きが発生した際の再コーティングも可能です。